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国分寺駅北口再開発事業西街区ビル見直し案が公開されています  [3.国分寺駅北口再開発問題]

このブログの8/18付けで、国分寺駅北口再開発事業西街区ビル見直し案の市民説明会が8月24日と26日に開催のご案内をいたしました。
http://masugata.blog.so-net.ne.jp/2010-08-18-1

私は8/24に行くつもりでしたが、軽い熱中症になったので8/26のほうにと思っていましたが、きょうも暑いので家でグダグダしています。

市のホームページに、昨日(8/25)付けで「国分寺駅北口再開発事業西街区ビル見直し案決定」の記事が出ました。平成22年7月21日に、市として見直し案を決定したのだそうです。
説明会に行けなかった方、ご参考になさってください。

国分寺駅北口再開発事業西街区ビル見直し案を決定しました
更新日 平成22年8月25日
国分寺駅北口再開発事業西街区ビル見直し案について:
http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/torikumi/4253/012232.html

-----(以下、転載)----------
検討を進めてきた西街区ビルの施設計画について、平成22年7月21日に、市として見直し案を決定しました。今後は、この見直し案を基に、議会での審議もふまえながら、都市計画の変更に向けた調整と、基本設計に向けた具体的な基本計画作成を進めて参ります。見直し案の内容などについては、下記をご覧下さい。
また、見直し案の検討過程では、市民のみなさんから、多くの意見をいただきました。どうもありがとうございました。いただいたご意見の一覧と、それに対する市の考え方についても、下記に掲載しています。
今後とも国分寺駅北口地区再開発事業について、ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。

見直し案決定までの経過(PDF形式 7.3KB)
西街区ビル施設計画見直し案について(PDF形式 8.8KB)
検討案の比較表(PDF形式 21.6KB)
西街区ビル見直しへの市民意見概要、およびその意見への考え方(PDF形式 163.5KB)
西街区ビル見直しへの職員意見概要、およびその意見への考え方(PDF形式 84.8KB)
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PDFファイルの中に、「西街区ビル見直しへの市民意見概要・・」というのがあって、平成22年6月22日から募集した市民意見をまとめたものですが、もうひとつ、「西街区ビル見直しへの職員意見概要」というのがあります。
記述によると、西街区ビルの施設計画案の見直しに際しては、市民の皆さんからの意見募集と並行して、市役所内で職員からの意見も募集し、それをまとめたものだそうですが、市民意見と並べて職員意見を公開しているのなんて、はじめて見ました。

中身を読んでみますと、職員さんたちもそれなりに考えていろんなアイデアを出しておいでです。
マンションにしないで市役所移転せよというのも何通かありましたが、市は「市役所の移転は考えておりません」と軽く一蹴。考えていない理由は書いてありません。回答の体裁をなしていませんが、要するに書けない理由があるのでしょうね。
ほかのアイデアに対しても、「床の処分に大きな課題があります。」と、要するにほとんど全否定です。

なんで意見募集なんかしたんですかね。
庁内的にも反対意見が多くて、一種のガス抜きなのでしょうか。
国分寺市職員はイエスマンばかりではないのだということはわかりましたが、職員意見は無記名だったのでしょうか。市民は住所・氏名・年齢・電話番号など全部書いてだしますが・・・。
職員さんたちも記名だとすると、反対分子あぶりだし、なんてことはまさかないでしょうね。

しかし職員意見、学級会レベルとは言いませんが、あんまり迫力ありません。そのように編集されて公開されたのでしょうか。

中にはこんなのありました。
「住宅とするのであれば,日本最高水準と言えるくらいの環境配慮型住宅にしたら,話題性が出ると思う。」
って、百何十メートルだかの超高層で、何が環境配慮型なんだか。

もっとすごいのありました。
「居住建築物についてはひとつのみ国分寺市のシンボルとして「七重の塔」を模したものをつくる。」
誰が買って住むかなあ・・・。
これに対する市の回答が笑えます。
「国分寺らしさを取り入れていきたいと思いますが,景観に配慮し2つのビルのバランスも重要であると考えます。」
ふたつとも七重の塔ならいいのかね。

私はというと、駅前に再開発の都市計画がかぶせられて何十年もたつため、密集した古い建物の建て替えもできず、地震がきたら火の海になること必至。なので、なんらかのかたちで再開発はすべきだと考えてきましたが、今回の全部マンションの計画変更と総工費がどんどん増えて行くことへの疑念から、都市計画自体を全部やめるべきだと、考えが180度かわりました。
都市計画がなくなれば、民間は老朽化した建物を自分で建て直しますよ。道路なんか狭くて結構。

ただし、市役所を移転させるという話になるのなら賛成です。その考えはないそうですが。
市役所本庁舎の耐震強度が恐ろしく低く、立ち入り禁止になってから何年たつのでしょう。
行政機能は市内のあちこちに分散して、不便この上なく、この非効率自体が大きな無駄です。
北口再開発経費の高騰のために、市役所新築問題は白紙撤回されました。
なぜ、北口再開発に市役所を入れないのか、不思議でなりません。
旨みがないのでしょうか。

都市計画の見直しばかりが、何十年にもわたって延々と繰り返される間に、街は停滞し、老朽化し、危険が増し、どんどん悪くなる。まさに見直しのデス・スパイラル。
むしろ、なるべく何もしないでいてほしい・・・。

そろそろ市民説明会は終わったころでしょうか。



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